香取神社750年奉祝記念事業のご案内
謹啓
時下益々の御清祥の段大慶の至りに存じます。
平素よりご崇敬の誠を以て、当神社の隆盛のため、格別なるご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
当香取神社は鎌倉時代建治2年(1276年)本宮香取神宮より御霊を勧請し、この亀有の地に鎮座をして令和8年で750年を迎えます。
この悠久の時を神社は氏子の日々の生活そして繁栄を見守り、また氏子の皆様には神社を護持して頂き続け、共に歩んでまいりました。
この果てしない長い期間には、大きな災害や戦争、多くの困難もあった事と拝察致します。
改めて氏子の皆様の厚い崇敬とご理解、そしてご尽力の賜物であると厚く感謝申し上げる次第でございます。
私も平成19年、亡き父から宮司職を引き継ぎ、約20年を数えます。私がちょうど生まれた年が鎮座700年の年にあたり、そして此度の鎮座750年に節目の50歳を迎えるという事で数奇な運命を感じます。
平成30年には「平成の大整備事業」として、参集殿(社務所)の建替え、境内の舗装工事、全バリアフリー工事、店舗棟の新築工事を完遂致しました。
この事業は氏子崇敬者の皆様の格別なるご理解を得て、基本的には神社が単独で執行させて頂きました。
そして此度の「亀有鎮座750年記念事業」では、氏子崇敬者の皆様の浄財を賜り、今事業を執行したいと計画しております。
この事業は宮神輿を大規模に修繕し、亀有の発展の象徴として新調に近い形に致します。
令和8年の例大祭では「鎮座750年記念大祭」を計画し、修繕された宮神輿を氏子全18町会の町会神輿宮入の最後に宮入する「宮神輿宮入」を計画致します。
各町会の氏子担ぎ手が一堂に集まり宮神輿をまさにオール亀有で担ぎ、750年記念例大祭のフィナーレを飾るべく、全ての神輿の最後に宮入し、鎮座750年を氏子全員で祝いたいと思います。
また併せて神社の小神輿も修繕し、宮神輿巡行に帯同し、氏子地域の子供たちに担がせ宮小神輿町内巡行を実現させ、みらいを担う亀有地域の子供達に郷土の祭り文化を体験、継承させたいと考えております。
次に、同じく老朽化した神輿庫を修繕叉は新築し、宮神輿の保管管理を徹底致します。その際に倒壊の恐れのある神楽殿を同時に改修し、神輿庫、神楽殿、倉庫を1棟の建物として造営を計画致します。神楽殿は、亀有地域の誰でもがいつでも気軽にどのような目的でも使用出来る建物として、常に神社が老若男女の集う場にしたいと考えます。
事業完遂の暁には現在、そして未来にも、氏子参拝者が葛飾、亀有に住んでいて良かったと誇りに思える神社として在り続けるよう様、宮司以下神職一同、より一層の神明奉仕を重ねてまいる所存でございます。
つきましては、誠に厳しい世情とは存じますが、記念事業の趣旨をご理解賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。
謹白
亀有香取神社
宮司 唐松範夫
事業概要
一、宮大神輿、宮小神輿修繕と750年大祭での夜間宮入の実施
・宮神輿(江戸時代後期作)の飾り金具装飾品の新調、各種本漆の塗り直し、担ぎ棒の新調を行う。また、宮小神輿も同様に修繕、担ぎ棒を新調する。
・令和8年10月実施の750年記念大祭において、全18町会の連合宮入り後に、修繕を行った宮大神輿に提灯を灯し、夜間大宮入を実施する。
・修繕した小神輿は、宮大神輿町内巡行に帯同させ、亀有地域の子ども達に宮神輿を担いでもらい、宮小神輿町内巡行を実施する。
二、境内各種整備事業
・老朽化による倒壊の恐れのある神楽殿の改修叉は建替え、同じく老朽化により管理が困難になりつつある神輿庫の改修叉は建替えを計画する。
・神楽殿は地域に広く開放し、神楽殿を中心にそれぞれのコミュニティ形成の場とさせ、またその発表の場としても有意義な時間を作り上げる事を想定する。
三、神社所有文化財の修繕事業

・境内の神楽殿にて発見された、河鍋暁雲作の大型行灯絵の修繕と、活用に向けた複製を作成する。
・750年記念大祭にて、複製した大行灯絵を境内にて展示し、地域での活用につなげる。
・修繕した行灯絵についても保存展示を行う。
※境内の神楽殿から大型の行灯絵が発見されました。作者は河鍋暁雲で、浮世絵師、河鍋暁斎の長男です。
河鍋暁雲の作品は発見数が少なく、貴重な作品であるといえます。
現在、葛飾区立郷土と天文の博物館と修繕業者の方々と協力し、修繕と今後の活用を目指しております
本年度は修繕の前に、原寸大にて複製を作成し、例大祭にて展示を予定しております。
ご奉賛の方法
社務所窓口にて配布している申込書にご記入の上、窓口にてお納めをお願いいたします。
奉賛期間
令和8年12月末日まで